WHITEFLAG 3D 釣具シリーズ 遠投キャット 登場!
初の釣具シリーズとなる 遠投キャット が登場です!
こんにちは、この度は WHITEFLAG 3D公式ブログへお越しいただきありがとうございます。
本日は【連載】3Dプリンターってなに?は少しお休みとなり、新製品のお披露目です!
遠投キャット とは
遡ること約半年前から水面下で製造、試験、改良を行ってきたWHITEFLAG 3Dにて初めての釣具製品、遠投キャットが登場しました!
遠投キャットは2022年、YouTube等から発生し大流行した弓角トローリングを行う弓角トレーラーです。インフルエンサーが堤防等から弓角を投げ、青物をどんどんと釣りあげていく光景を釣り好きの皆様なら見たことがあるのではないでしょうか。
軽いルアーである弓角をトレーラーの重さで飛ばし、トレーラーが引き起こすしぶきでナブラを演出、小魚などを追うフィッシュイーターを一網打尽にするアイテムです。
遠投キャット 開発の経緯
青物が水面から飛び出す、ジグやミノーでは食わないマイクロベイトやシラスパターンに効く。そんな甘い言葉を聞けば釣り人誰しも試してみたくなる、でも弓角は売っていても「肝心のトレーラー(よく使用されるのは 遠投マウス )が売っていない。」「売っていても転売屋から定価の倍近い値段で購入する必要がある。」等、SNS等での爆発的人気とは裏腹に買いたくても買えない、弓角トレーラーは幻のアイテムとなってしまっていました。
そんな光景を目の当たりにしたWHITEFLAG代表(実は釣り好き)は考えました。
「これ、3Dプリンターで作れるんじゃない?」
そんな発想からスタートした遠投キャットの開発、当初は市販のジェット天秤を抱き合わせる形の後付けアイテムとして販売すべく開発を進めていました。
ですが、最初の試作品をテストした時に重大な事実が発覚しました。
「原価が目標販売価格を超えている。」
そう、当時使用していたのは某100円ショップのジェット天秤6号。これにジェット天秤を浮かせるだけの構造を光造形方式3Dプリンターにて製造していた為、原価が非常に高く、転売価格の「ヤマシタ 遠投マウス」よりも高価になってしまったのです。
そこから大きな方針転換がありました。
「1からWHITEFLAGで製造しよう。」
当初はジェット天秤を調達し、アタッチメント方式で取り付けるだけだった 遠投キャット 、気付けばワイヤー、サルカンを調達し、重りを選定、みるみるうちに最終製品版 遠投キャット の形状ができてきました。
こうして完成した遠投キャット、数十回に及ぶ実釣テストを経てようやく皆様のお手元に届ける準備ができました!
遠投キャットの外観
上面(トップ)
天面はウキをイメージしたオレンジ色で遠投先での視認性を重視しました。天面には猫の耳をイメージした水しぶきを作るための突起が存在し、テンポよく巻いた時は大きく水しぶきを上げてナブラを演出します。
底面(ボトム)
底面は魚のおなかをイメージした白色とし、船底をイメージしたWHITEFLAG 3D独自の三次元形状とすることでゆっくり引いた場合の巻き抵抗を軽減します。
また、後方を丸くすることで重心を後ろへシフトし、より遠くのナブラへ届くような重心設計としています。